熊を煮込む。
熊のおにくをいただいたので、
煮込んでみようと思います。
熊肉って食べられるの?
そうなんです。
食べられるんですよね。
ただ、野生のものなので、地域や時期、捕獲後の処理によって味の差は激しいです。
ジビエ特有の野性味みたいなものが好きな方はぜひ食べてみてほしいですね。
今時はインターネットで通販とかできたりするので
味付けしてあったり、缶詰になってたりするものが手軽に買えちゃうんですけども
今回は北海道で獲れた天然の熊さんを使っていきたいと思います。
熊肉の下処理ってどうするの?
これが大問題なんですよね。
正直そこそこ手間も時間もかかります。
やり方はいろいろあるんですが、
私は今回はりんごぶちこみ作戦でやっていきたいと思います。
まず熊肉を適度な大きさに切って、りんごと共に茹でていきます。
熊肉はブロックで処理しない方がいいです。
これはあくまでも私の経験から来る持論なので、
理由までは聞かないでいただけると幸いです。
まぁ水やなんやかんやと触れる面積が増えることで、
臭みとかえぐみが抜けやすくなるということではないでしょうか。
そしてりんごと煮ることで、酵素の力でおにくが柔らかくなり
特有の獣臭さも緩和されるというわけですね。 たぶん。
(それってすりおろして漬けたりすることで効果があるのでは…??)
((エッ失敗…??))
まぁまぁなんとなく茹でられた雰囲気になってきたら
一度取り出して思い切って洗っちゃいます。
次にネギと生姜を追加して茹でていきます。
そんなこんなしてる間に大根とこんにゃくの切り出し。
味付けはどうするの?
ようやく味をつけていくわけですが、うちは本当に基本の調味料のみです。
・水…1リットル
・液味噌…150ml
・砂糖…100g
・みりん…100ml
・酒…100ml
・醤油…50ml
これであとはコトコト煮るだけです。
できましたー
ちゃんとほろほろになりました。
りんごパワー効いてたっぽい。
今年は熊の良くないニュースが多いですね。
素人ではわからないことだらけなので迂闊なことは言えませんが、
お互い傷つかない方法があるといいんだけどな、と思います。
関東はそろそろ猟期が始まります。
今年もみんなが無事に行って帰って来られますように。
おわり。